塗り絵(ぬりえ)とは、輪郭だけ描かれた図形や模様の中に、色を塗りわけて楽しむ玩具(知育玩具)である。
参照:Wikipedia
同じ題材、同じ道具で行ったが各々個性豊かな作品が出揃いました。
決められているようで、その実無限の可能性を秘めいているもの
それが塗り絵であるということを
大会が行われるたびに痛感させられます。
お父さんは青や黒?
お母さんは赤?
そんなもの誰がいつ決めたんだ。
僕は・私はこうなんだ。
という主張がひしひしと伝わってきます。
そんな中、王寺支店の中で優秀賞に選ばれた作品がコレだ。
ニックネーム:うたちゃん
裏表で全く違う色で塗ったり、逆に裏表ともに同じ色で塗る作品が多い中
赤と青という間逆のメッセージ性を持つ色を反転させて塗られているのだ。
先に述べたが、青や黒はお父さん・赤はお母さんという固定概念が我々にはある。
だがこの作品にはその両面があるのだ。
昨今話題になっているLGBTに対する1つの主張であるかのようにも思える。
たかが塗り絵、そう思っていた時期が僕にもありました。
しかし、この作品を見た後にそんな思いは消え去っていました。
このこいのぼりには確かに“魂”が込められているように感じる。
2019年5月11日